アーティチョークとオリーブのパスタ
2011年 01月 23日
ストロッツァプレーティとはエミリア ロマーニャ地方のパスタ。
なんでも先日某トラットリアで食べた一皿がおいしかったらしい。
今回は神父サマもビックリ??ストロッツァプレーティを使った
アーティチョークとオリーブのパスタを紹介します。
アーティチョークとオリーブのパスタ
材料(4人分)
ストロッツァプレーティ 400g
アーティチョーク 4コ
レモン汁 1コ分
黒オリーブ 1cup
モッツァレッラ 1コ
にんにく 2片
オリーブオイル(EXV)
塩
作り方
① アーティチョークは下処理をし、(⑫の工程でさらに半分にカットし、レモン汁を加えた水に漬けておく。)少しの塩を加えたお湯で茹でておく。(芯が少し残るくらいが目安だよ。)
モッツァレッラは小さな角切りにしておく。
② フライパンにオリーブオイルを入れ(50ccくらい)にんにくをきつね色になるまで弱火でじっくり炒める。
③ ②に①の茹でたアーティチョークを加えサッと混ぜ合わせ、フタをして中火で2,3分ほど蒸し焼きにし、オリーブを加えて火を止め、塩で味を調える。
④ パスタを茹でる。湯で時間の1分前にザルにあけ、③のフライパンに加え強火で1分、炒め煮する。(この時パサパサするようであればパスタの茹で汁を足してね。)
⑤ 最後にモッツァレッラを加えてできあがり~♪
※ストロッツァプレーティとはコチラ↓
Strozzapreti、strozzare=絞め殺す、ノドにつかえる、preti=司祭、神父。
直訳すると神父サマを絞め殺す、あるいは神父サマのノドにつかえる
・・・と、ちょっとオソロシイ名前のこのパスタ、実は2つのエピソードがあるんですよ♪
一つはエミリア ロマーニャ地方の主婦達がこのパスタを作るときに両手をまるで誰かの首を絞めるようにギュッとさせてこのカタチにするから、という説。
もう一つは哀れなマッテオ マリーノ司教のお話。
プーリア地方はマンフレドーニアにある聖なる山アンジェロの洞窟に天使を見に巡礼にやって来たマリーノ神父。お腹が空いたのである宿屋(居酒屋)へ立ち寄りました。実はこの宿屋、宿屋の主人も含めこの地方でも悪い人達が集まる盛り場で有名。そうとは知らずに立ち寄ったマリーノ神父に宿屋の主人はひとつ悪さをしようと企みます。妻に「スゴクうまいパスタを作れ。腹も空いていてその上おいしけりゃあわてて食べてノドにつまらせて死んじまうだろうから。」
・・・・という説。
う~~~ん、飼い主さんの見解はおいしくって神父さんでさえもそのおいしさについあわてて食べてノドに詰まらせてしまう・・・かな??
おまけ
先日pallinaさんから「レッスン前に(pallinaさんはイタリアでピアノを教えていらっしゃいます。)伺いま~す。」と連絡が。
なんとお餅とあんこを持ってきてくれたんですっ!しかもpallinaさんの手作り~。スゴイでしょ?
もー早速「餅入りぜんざい」にしていただきました♪ あーおいしかったあ~♪
pallinaさん、ありがとうございました~。残りのお餅は磯部巻きにして食べる予定。プププッ。
ストロッツァプレーティ・・・・ボクの首はダメですよ。(ってか、ルッジネ、首あるの?)
by ruggine | 2011-01-23 03:39 | パスタ