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エンパナーダス

みなさんこんにちは。今日も暑いです。
「あら~、今日もバテバテねぇ。じゃあ元気が出るモノ作ってあげるわ♪」と飼い主さん。
え?じゃあ今日は「おにく」ですか?ねぇ?「おにく」???
「そうよ~。みんな大好きエンパナーダス♪」
わあ~っ、うれしいなあ。これで少しは元気になれそうだよ。
今回はアルゼンチンのお焼き???エンパナーダースを紹介します。

エンパナーダス
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材料(約25コ分)

エンパナーダスの皮※            25枚
(↑なければ冷凍パイシート、餃子の皮で代用できます。)
牛ひき肉                     500g
パプリカ                     2コ
たまねぎ                     1コ
トマトペースト                大さじ3
ゆでたまご                   3コ
グリーンオリーブ               1cup
オリーブオイル(EXV)
グラサ ヴァクーニャ※          大さじ1
ドライオレガノ
クミン


アツアツの中身はこ~んなカンジだよ♪
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作り方

① パプリカとたまねぎはそれぞれみじん切り、オリーブは1/2にカット、ゆでたまごはざく切りにしておく。

② フライパンにオリーブオイル回し入れ弱火にかけてたまねぎを炒める。

③ ②にパプリカを加えてさらに炒める。

④ たまねぎとパプリカに火が通ったらひき肉を加えて中火にし、ほぐしながら炒める。

⑤ ひき肉がパラパラになったらトマトペースト、オレガノ、クミン(たっぷりがおいしいよ。)、グラサ バクーニャを加えて弱火にし、水分を飛ばしながら炒め塩で味を調え冷ます。

⑥ ⑤が冷めたらオリーブとゆでたまごを加えて軽く混ぜ合わせる。

⑦ エンパナーダスの皮に⑥をのせ、餃子を包む要領で皮をとじる。

⑧ クッキングシートを敷いた天板に⑦を並べ溶きたまご(好みで)をハケで塗り180℃のオーブンで約15~20分焼く。

※今回はエンパナーダス専用の皮を使用。冷凍パイシートを好みの大きさに切ったり餃子の皮で代用できます。また「皮も手作りしたいわ♪」という方は・・・。

小麦粉                 2cup
ベーキングパウダー        小さじ2
バター                 250g
水                   1/4cup

↑以上の材料をひとつにまとめ冷蔵庫で30分程休ませてからめん棒で薄くのばして使ってね。

※グラサ バクーニャとは・・・?
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スペイン語で「牛のラード」のコト。
エンパナーダスにはかかせない食材です。
コレが入ると味に深みが出ておいしい。
ま、カロリーを気にしなければ・・・。(笑)



※ruggineさんが最初にエンパナーダスを食べたのがコチラのお店↓
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写真はコチラのサイトより。
ブエノスアイレスにある「EL CUARTITO」エル クアルティート。
「アルゼンチンに来たからにはまずコレを食べないとね。」と夫に連れて行ってもらいました。
エンパナーダスは日本で言うならおにぎり、イタリアならピッツァ・・・とアルゼンチンで
とってもポピュラーな食べ物。
ローマより13時間40分(日本へ行くより遠いっ!!)のフライトの後、フラフラになりながら
席についてボーっとしている私の目の前に運ばれてきたコーラとエンパナーダス。
一口食べてそのおいしさに疲れも吹っ飛んでしまったのを覚えています。
翌日また食べに行き、ウエイターのマヌエルさんにつたないスペイン語で作り方を教えて欲しいとお願いすると厨房からコックさんを呼んできてくれて2人で親切に説明してくれました。
とても早口(に聞こえる)スペイン語にビビッてアワアワしていると材料を持ってきてくれてゆっくり説明し直してくれてなんとか理解できましたよ。
・・・そう、ruggineさんのエンパナーダスはエル クアルティート直伝!!
また食べに行きたいなあ・・・。

EL CUARTITO

住所 Talcahuano 937 - Barrio Norte Buenos Aires, Argentina

TEL  +54 11 4816 1758/4331



※またアルゼンチンといえば・・・、
数年前、日本に帰る飛行機の中で私が座席の上にある荷物入れをゴソゴソしていると通路を挟んで隣に座っている男性が「ボクのギターを一緒に入れてくれませんか?」と言う。イタリア語なんだけれどどうも発音がイタリア人じゃない。でも顔ラテン系。と言ったと同時にギターを入れてこようとしたので「ち、ち、ちょっとっ!!買ったチョコレートが潰れちゃうからっ。待ていっ!!」と押し戻しなんとかギターとチョコレート(Venchiのチョコ。高かったのよう。)を上手く収めました。機内食も終わり一息ついて「そろそろ映画でも観ようかしら~。」とモニターを出そうとするもどう引っ張っても出てこない。子供達に訊こうと後ろを振り返るも2人共グースカピー。どうしようかと悩み中、ふとトナリを見るとギター男がなんともリラックスした恰好で映画を観ているではないですかっ!!「お寛ぎ中のトコロ申し訳ナイんですけど・・・モニターどうやって出したの?」と訊くと親切に「ココにボタンがあるからコレを押しながら引っ張って・・・。」と私のモニターを出してくれました。あ~さすがギター男!!ラテン系は優しいのう・・・と感心していると「イタリア語話せるんですね。」と。「そういうアナタもイタリア人じゃナイですよね?」と聞き返すと「はい。ボクはアルゼンチン人です。」と言う。
とっても笑顔がかわいいカレ、「日本はトランジットでこれからオーストラリアまで行くんです。」
オーストラリアで開かれるアルゼンチンタンゴの大会の審査員として招待されたと言うのだ。
「え?審査員???ちょっとっ、プロのタンゴダンサーなのっ?」とビビリながら訊くと
「はい。でもタンゴの世界って狭いから・・・。」ととっても謙虚なカレ。
アルゼンチンタンゴを教えに世界各国を飛び回っているんですって。
その後8月に東京に戻って来てカレのショーに招待されてお友達と行って来ましたよ。
初めて観た生タンゴに本当に感動してしまいました。機内で「習ってみない?」とお誘いを受けたのですが「アルゼンチンタンゴなんてムリやー。脚が絡まる~~~っ。」で、お断りしました。
でもよお~く考えてみれば習っておけばよかった・・・。(←でもメールアドレスしっかりゲット。笑)
カレの名前はエセキエルくん。その華麗なタンゴを篤とご覧あれ~。

動画はミレーナさんのサイトよりお借りしました。
ベジタリアンのカレ、ウエストもメチャクチャ細かった・・・。
アルゼンチンと言えば「エンパナーダスとタンゴ」、今日もエセキエルくんと脚を絡ませながら
タンゴを踊る自分の姿を妄想してニヤニヤするruggineさんなのでした。




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エンパナーダス、おにくいっぱいでお願いしまーす。

by ruggine | 2011-06-26 23:57 | お肉料理  

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